365BBのリクライニングなしのシートの完成です。純正の黒い帯(穴の部分が開いているものと開いていない仕様もあり)を再使用しミシン目も同じ位置に・・・悩みに悩みましたが最終的には素晴らしい出来に感動です。バックレストもグラスファイバーに本革を張りエアー抜きのプラスティック(かけていたところも直し)、止め金具類再メッキし直し見えないところもきちんと。小さなネジも当時のものをその場所に取り付けです。
2021年10月30日土曜日
2021年10月28日木曜日
355のラジエター。
F355のラジエターのつくりはやはり90年代に入り70~80年代とは違いサイドタンクが樹脂(1枚目の写真)なっていること現代のラジエターでは当然の作りですが、早くもそのものづくりに切り替え生産を始めていました。あまりきれいな写真ではありませんが参考までに(下2枚の写真はオーナーさんに説明を)
2021年10月25日月曜日
シート出来栄えに。
ほぼ完成のシートですが出来栄えに感動しておりますが、ブラックの帯を今回はオリジナルをわざわざミシン目をほぐし更に同じミシンのピッチ(糸目の縫製幅)で同じ位置に縫い合わせる(神業?)ことを提案し作業をしていただきました。この帯は365BB何種類かありどうしても今回拘りで探し、行き着いた答えは工場出荷時のこの帯を再使用でした。まさにこの部分オリジナルということで。
2021年10月23日土曜日
シートもう少しです。
シート本体に後ろ側のバックレスト(グラスファイバー)のオリジナルはビニールでしたが、同じ色をビニールで探すのも問題があり本革(この部分でも金額が結構材料として)で貼り色を整えました。途中仕上がりですがご覧ください。
この仕上がりシェイプ。365のシートはサイド、座面の盛り上がり形状が違い難しいのですがきれいな仕上がりに
リクライニングなしのグラスファイバーのバックレストです。
2021年10月21日木曜日
シート製作(その後)。
シート製作もかなり形ができ途中の状態を写真に(ウレタン等非常に状態が良かったため再使用を)。座面もしっかりと補強し(コーヒー豆の麻袋のような生地で)体重を支えるための目に見えない裏側も丁寧に仕上がっています。革も裁断、縫製され形になっています。写真での色合いが光が入り本来の革の色と違って見えますが、ものすごくいい感じの色合いと(自分では感じています)、次回のブログで形になったシートをのせさせていただきます(お楽しみに)。
縫製を終え張り込みに入ります。
2021年10月18日月曜日
今朝の資料館内です。
今朝は、よく晴れ気持ちがいいスタート・・・資料館内を掃除しながら室内温度、湿度管理をしている針を見てみると20度、40パーセントなんとこの数値、金属の錆の基準分岐点。毎日管理はしていますが、エアコン、除湿器どれもいらない自然のベスト日和で。
2021年10月16日土曜日
エンジン暖機。
昨日、天候もよく朝のうちにエンジンをかけ暖機・・・さらに気になっていたシートを外し確認を。でもこの状態で行くことにし再度取り付け、この作業で今日は結構筋肉が痛みかすが(室内に入れてからの取り付けで狭いスペースの入れ込みに)今後外すことがあるのか考えると貴重な一日かも?午後には市議会議員さんが2人資料館を見せてくださいと来店、どうしたのでしょう?でも車好きそうでした。
2021年10月14日木曜日
2021年10月11日月曜日
シート(続)
シート表皮をはがしウレタンが見え、ウレタンと骨(一部鉄の細い丸棒を曲げ作られている)の浮く部分にガムテープが張られている写真?はたして工場出荷時にこの様に貼られていたのかも?定かではありませんが(シートを分解した形跡もないことから)このようなことが。さらにレンガ色の粉になったウレタン47年たつとこのようになってしまう様子も感じながら今後に。
2021年10月9日土曜日
シート座面の裏側。
365BBのリクライニングなしのシート座面後ろ側の写真です。ゴムベルトを7列体重を支えるために張り、クッション(座り心地をよくするために)に穴をあけ(これはDINOも)工場出荷時からこのように開けられています。雑誌にはいろいろと書かれていますが・・・ただし308gt4のシートウレタンはこのような穴を開けられることなく、おそらくピニファリンナとベルト―ネの外注先の製作の違いがあるのではないかと?さらにキャラメル色の本革で今回の365はシートを縫製していただくことに。
2021年10月6日水曜日
シート検証。
違う角度からのオリジナルシートの写真です。表表皮、バックレストのグラスファイバー、本体にかぶせてあるクッションウレタン、1万数千キロの使用のものはこのような形状を保っている証拠としてもご覧いただきたいと思います。
2021年10月3日日曜日
365BB表皮の裏側。
シートをの表皮をはがし、裏側の検証。座面の3つ空いた穴の帯は一つ一つ8列で1脚16枚の帯(2本が少し長いもの)が本革の上に均等間隔で縫製されています。表から帯、本革、ウレタン(オリジナルは紅色のもの)、黒い裏生地4枚のものが重なり縫製され成り立っています(写真は逆の順番でどうぞ)。
シートウレタンに接する生地スポンジがこのように粉になっています。
本革シート淵の部分。
2021年10月1日金曜日
シートの製作始まりました。
365BBのシート製作始まりです。まずはオリジナルの表皮をはがします。約、半世紀耐えてきた本革、シート背中側のグラスファイバーに貼ってあるブラックのものはビニールレザー(このシートだけとは思いませんが)ということがわかりました。でも、ウレタンのコンディションもよくこのような形状を保っているのも珍しいと感じた次第です。これから写真でじっくりとご覧いただきたいと思います。
空洞の部分が座面で、丸い穴の部分は背中側エアー抜き、カーブ上のアルミはサイド。本革も経年変化で色も落ちています。2枚目の写真のアルミです。
かなりきれいな本体ウレタンです。